
一人暮らしを始めるとき、
「食器ってどれくらい必要なんだろう?」
と迷う人は多いはず。
実際、買いすぎると収納場所に困ったり、洗い物が増えて面倒になったりします。
この記事では、一人暮らしで“最小限”に揃えるべき食器の数と選び方を、経験者目線でわかりやすく解説します。
一人暮らしの食器、最小限で揃えたい理由
まず前提として、食器は「必要最小限」で十分です。
収納スペースが限られている
ワンルームや1Kだと、キッチンの棚が少ないことが多いです。最初から多く買うと、置き場に困ってストレスになります。
洗い物を減らして家事をラクに
お皿が多いと「使わなきゃもったいない」と思ってしまい、結果的に洗い物が増えます。2〜3枚あれば日常生活は十分回ります。
引越し・模様替えもスムーズ
最小限なら引越し時の梱包もラク。食器が少ないだけで片付けが驚くほど簡単になります。
無駄な出費を防げる
100円ショップでも揃えられる時代。必要数を見極めることで、無駄買いを防ぎ、結果的に節約につながります。
一人暮らしで必要な食器の最小限リスト
種類 | 最小限の目安数 | 理由・用途 |
---|---|---|
ご飯茶碗 | 1〜2個 | 洗い替え用に2個あると便利 |
汁椀(みそ汁・スープ用) | 1個 | 朝食や軽食に活躍 |
平皿(中皿・20cm前後) | 2枚 | メイン料理やワンプレートに最適 |
小皿 | 2枚 | 副菜・取り皿・おつまみ用 |
深皿(カレー・パスタ・丼もの用) | 1枚 | カレー・丼・パスタに対応できる万能皿 |
コップ | 1〜2個 | 飲み物用、歯磨き用にも使える |
マグカップ | 1個 | コーヒー・スープ兼用可 |
箸・スプーン・フォーク | 各1〜2セット | 洗い替え含めて十分 |
合計:10点前後あれば生活は快適に回ります。
実際に暮らしてわかった「これだけあれば十分!」
筆者も最初は「食器は多い方が便利」と思っていました。
でも、結局いつも使うのは 同じ3〜4枚だけ。
- 平皿と深皿を兼用して、料理の種類を問わず対応。
- ガラス製コップは割れやすいので、ステンレスや樹脂製に変更。
- 100均+ニトリ+無印の組み合わせがコスパ最強。
つまり、食器は「少なくても困らない」どころか、「少ない方が快適」に暮らせます。
食器の選び方のコツ(ミニマリスト流)
1. 色を統一する(白・グレーなど)
色味をそろえるだけで、どんな料理もおしゃれに見えます。写真映えも◎。
2. 電子レンジ・食洗機対応を選ぶ
洗う手間を減らして、長く使えるものを選ぶのが正解です。
3. スタッキング(重ね収納)できる形状
重ねて収納できる皿は、スペースを半分以下にできます。
4. 多用途アイテムを選ぶ
「丼にもパスタにも使える深皿」「耐熱ガラスのボウル」など、兼用できる食器を選ぶと無駄がありません。
食器収納の工夫&スペース節約術
- 縦仕切りスタンドを使えば、皿を重ねずに取り出しやすい
- 引き出し収納にトレーを入れると、カトラリーもスッキリ
- 使わない予備や季節物はボックスにまとめて棚上へ
「よく使うものを手前に、たまに使うものを奥に」
これだけで日々の使いやすさが格段にアップします。
まとめ:最小限でも快適!自分に合った数で暮らそう
一人暮らしに必要な食器は、実は10点前後で十分です。
- 平皿2枚
- 深皿1枚
- ご飯茶碗・汁椀・小皿・マグカップ各1
- 箸・スプーン・フォーク
これだけあれば、ほとんどの食事シーンに対応できます。
あとは、自分のライフスタイルに合わせて少しずつ調整していけばOK。
「少ない食器で暮らす」は、シンプルライフの第一歩。
収納も掃除もラクになって、暮らしが心地よく変わります。